上手な日焼けと対策

紫外線にさらされると、表皮にシミやソバカスなどの色素沈着を助長し、トラブルは避けられない。しかし、どうしても小麦色に肌を焼きたい場合は、皮膚にダメージを与えないように注意する。肌に負担をかけない日焼けの方法としては、サンバーン(炎症)を決して起こさないことである。

日焼けの方法

太陽光下では最初にサンスクリーン剤(日焼け止め)をムラなく肌に塗付し、サンバーン(炎症)を起こすUVBをカットしながら段階的に焼いていく。海水浴などへ行った初日から長時間、太陽光下で焼くことは非常に危険である。個人差はあるが太陽光線に対しての抵抗力つまり、慣光性を超えて日焼けしてはならない。

  1. 午前10時から午後2時までの太陽光線の強い時間帯を避ける。
  2. 日光浴の時間は一日当たりトータルで3時間を超えない。
  3. 日焼け直後は肌が乾燥した状態なので、化粧水や乳液などで保湿を行う。これが皮膚を美しく焼く肝心のコツでもある。
  4. 赤みを感じる時は冷やしタオルなどでほてりを抑え、消炎ローション(カーマインローションなど)を塗る。

上記の作業を数日間のあいだ繰り返し、日数を経て、ある程度肌の色が褐色に変化したら、ようやくサンオイルに切り替える。つまりサンバーンを防ぎ、皮膚を急激な炎症から守ることで初めて、肌をムラなく黒く焼くことが可能になる。

日焼けサロン使用の場合

ファッションとして、意図的に肌に紫外線を浴びせて黒くすることを商売とする日焼けサロンもある。紫外線には大きくA波・B波・C波と分かれる。この中のA波B波が大きく日焼けに作用する。B波比率が高い紫外線ランプを極力使わないのが、むらなく綺麗に焼くコツであり、必要以上のB波は黒くなるのとは無関係で不必要である(B波の高いランプは、皮がむけたり、赤くなったり、最悪の場合、皮膚癌になる)。

国際がん研究機関が2009年に行った発表で、UVAにもUVBと同じように発がん性がある事が確認された。

紫外線はUVA(長波長紫外線)は目を閉じていても、瞼を通過し、水晶体に悪影響があると考えられている為 海外の日焼けサロンでは、保護グラス(水泳 ゴーグルに形状が近い物)の着用が常識である。

アフターケア

日焼け後に皮膚が浮き、めくれてくることがあるが無理には剥がさないようにする。自然に剥がれてきたら薬品やクリームなどで、皮膚の手入れを行う。日焼けの後のケアを継続することで、沈着しているメラニン色素は新陳代謝により垢(あか)となって剥がれ落ち、日焼けによるシミやソバカスは徐々に薄くなり、やがて消えることになる。